アジアの民族文化の起源(Origin)を次世代に伝承する『織り人』のフェアトレード商品を「つかう」ことで、かかわるすべての人がしあわせになる”ものづくり”
『織り人(Orijin)』の目指すこと
アジアの中には、多くの民族が暮らし、それぞれの独特で美しい文化が育まれています。
その文化の中で、長い時を超えて受け継がれる”もの”には、その民族文化の起源(Origin)から続く、変わらない、大切なものがあります。
それを、今の時代に織り込み、今、実用的に使われる”もの”として、新たな命を吹き込むような、そんな”ものづくり”をしていきます。
アジア民族文化に、お客さまみなさまの想いを織り込み、「昔」と「今」をつなぎ、そして、「
つくる人」、「
かう人」、「
うる人」、『織り人』にかかわるすべての人たちが、その商品に出逢った仕合わせ(運命のめぐり合わせ)を感じ、そして、「
つかう」ことで、幸せになるような、”ものづくり”を目指します。
それが『織り人』の使命(ミッション)です。
『織り人(Orijin)』の商品を「つくる人」
『織り人』の製品を「つくる人」は、山岳地域で生活する人たち、都市のスラム地区で働く人たち、難民キャンプで暮らさざるをえない人たち、そうした困難な状況にありながらも、新たな挑戦をする人たち・・・。
そんな、今を一生懸命生きる人たちです。
『織り人』は、そうした人たちを、新しい商品を企画・販売し、継続した発注をすることで、応援していきます。
そして、「つくる人」たちは、継続した仕事を手に入れることで、困難な状況から抜け出し、民族としての誇りを取り戻して、次へのステップに挑戦できるような、経済的・精神的な自立を得ることができます。
『織り人』のものづくりと人
『織り人(Orijin)』の商品を「かう人」
『織り人』の商品を「かう人」は、今、このページにたどり着いたみなさまです。
まず、いろんな商品を見てみてください。
アジア民族の伝統的な刺繍や織りの一つひとつ異なるデザインや色合いの中から、こういうものを探していたの!という一目惚れのような出逢い、持っているだけで、しあわせだなぁ…と感じられるような、お気に入りの”もの”との出逢いを見つけることができます。
そして、その製品を購入することで、「つくる人」を応援することができます。
『織り人(Orijin)』の商品を「うる人」
『織り人』では、アジア民族の伝統的な手しごとで、一つひとつ丁寧につくられた”もの”を販売しています。
人の手によって紡がれた糸。その糸と糸で織りあがる布。その布に、色あざやかな糸で刺しほどこされる刺繍。その布と刺繍を、糸でつなぎつくり出される素敵なものを、お客さま(「かう人」)にお届けいたします。
製品の素晴らしさだけでなく、「つくる人」の想いや、文様に込められた意味など、その製品の背景にあるストーリーも一緒にお届けしていきます。
新しい製品を企画・販売し、継続した発注をすることで、「つくる人」の自立を支え、そして、「つくる人」と「かう人」との出逢いを提供し、それぞれの民族の手しごとの素晴らしさを伝えることができます。
『織り人(Orijin)』3つの「ものづくり」
1.今の仕事を続けられる「ものづくり」
都市のスラム地区で働く人たち、難民キャンプで暮らさざるをえない人たちなど、厳しい環境におかれている人たちが、継続して仕事を続けていくことができる「ものづくり」を目指します。
シーカー・アジア財団について
ボーダーラインについて
2.新しいことに挑戦していける「ものづくり」
厳しい環境から抜け出し、新たな挑戦をする今を一生懸命生きる人たちを応援する「ものづくり」を目指します。
ターター・パートーショップについて
パヤオ学生寮について
3.今の時代に合った「ものづくり」
美術館のガラスケースに飾られるような”もの”を目指しているのではありません。
大切に、大事に、引き出しに思わずしまってしまうような”もの”をつくるのでもありません。
今の時代に合った実用的な「ものづくり」を目指します。
センサイ村について
バンカー村について
ファイク村について
『織り人(Orijin)』の心
『織り人』は、伝統的な織りや刺繍技術を通して、アジアの民族文化の起源(Origin)を次世代に伝承し、その技術をいかすことによって、今を生きる人たちが不安のない生活を送ることができるようになることを目指します。
そのために、『織り人』が心がけていくことは、
安定した仕事を提供できるように、定期的な、継続した商品のオーダーをすること。
→そのためには、みなさまに気に入っていただけるような、「売れる」ものづくりをしていかなくてはなりません。
”ものづくり”の技術やアイデアに見合った対価(適正価格)、「つくる人」の提示する価格で買い取ること。
→これは、「つくる人」自身が、自分たちのつくったものが、どれくらいの価値のあるものなのかをわかっていないといけません。
製品一つつくるために、「材料費はいくら」「人件費はいくら」…、仕事を継続していくために必要な経費について、きちんと考えられた価格でなければなりません。そうして考え出された価格で買い取りします。
新たな市場、販路拡大のための情報提供やアドバイスをおこなうこと。
→「つくる人」たちが、『織り人』との”ものづくり”通して、次へのステップに挑戦するきっかけを得ることができるように、製品改善のアドバイスや新たな販路拡大への情報提供などを積極的におこなっていきます。
新たな商品開発に挑戦できるような情報や技術、サンプルデザインのアイデア等を提供すること。
→「日本では、今、こんなデザインが流行っている」とか、「この布とこの刺繍で、こんなデザインのものをつくってみて」というようなやり取りを続けることによって、「つくる人」たちが、自分たちで新しいアイデアを持ち、自ら考え、取り組んでいけるような環境づくりを心がけます。
誠実に事業に取り組むことにより、「つくる人(生産者)」、「かう人(お客さま)」のしあわせのみならず、「うる人(織り人)」の発展と未来のものづくりにつながること。
→『織り人』にかかわるすべての人たちのしあわせのためには、まず『織り人』が、ずっと続いていくことが何より大切で、重要なことです。そのために、誠実に、よいものづくりを続けていけるように、がんばっていきたいと思います。